テーマ判例コラム 「テレワーク」 最高裁令和6年4月16日判決
2019年からのコロナ禍発生をきっかけとする社会の大きな変化の一つとして、テレワーク(通信機器等を利用し、自宅や他事業所、出張先の喫茶店、ホテルなど普段の通勤先とは違う場所で仕事をすること)の普及が挙げられます。 国 […]
テーマ判例コラム「同性パートナー」 最高裁令和6年3月26日判決
令和6年5月、長崎県の大村市が男性同性カップルに対し、続柄欄を「夫(未届)」と記載した住民票を交付したと報道されました。 法律上の婚姻は戸籍法上の届け出によって効力を生じることになるため(民法第739条)、同性カップ […]
テーマ判例コラム「飲酒運転と懲戒処分」その2 最高裁令和6年6月27日判決
以前、本ホームページで「飲酒運転と懲戒処分」をテーマとして最高裁令和5年6月27日判決(以下「令和5年判決」といいます。)を紹介いたしましたが(前回の記事はこちら)、奇しくもこの判決からほぼ1年後の令和6年6月27日に […]
テーマ判例コラム「X(旧ツイッター)」 大阪高裁令和2年6月23日判決
皆さんは「ツイッター」のことを「X(エックス)」と呼んでいますか?ツイッターは令和5年7月25日「X」に名称変更をしており、すでに9か月が経過していますが、口頭で「X」という呼び方をしている人は私の身の回りにはまだおり […]
テーマ判例コラム「芸能スキャンダル」 最高裁令和5年11月17日判決
芸能人による薬物使用や不貞など、いわゆる「芸能スキャンダル」は常に「人気」のニューストピックです。近年は週刊文春によるスキャンダル報道を指す「文春砲」という言葉も定着し、スキャンダルを起こした芸能人への社会的非難も厳し […]
テーマ判例コラム「覚せい剤密輸」 東京地裁令和5年7月28日判決
令和6年2月、増﨑及び川島を含む弁護士4名が長崎市内の中学校で法教育授業を行いました。授業では弁護士の業務を紹介するとともに、さるかに合戦を基にした「昔話法廷」の映像を生徒に見てもらい、裁判員であれば蟹を殺害した猿にど […]
テーマ判例コラム「飲酒運転と懲戒処分」 最高裁令和5年6月27日判決
少し前のことになりますが、ニュースで気になる報道を目にしました。ある地方公共団体の消防局職員が、酒気帯運転を理由に懲戒免職されたというものです。 飲酒運転は非常に危険な行為ではあり、許されるものではありません。実際、 […]
テーマ判例コラム「電子記録債権」 最高裁令和5年3月29日決定
令和5年11月13日、九州の大手地方銀行グループであるふくおかフィナンシャルグループより、「手形・小切手の全面電子化に向けた取り組みならびに手数料の改定・新設について」というお知らせが公表されました。 手形・小切手の全 […]
テーマ判例コラム「給与ファクタリング」 最高裁令和5年2月20日判決
ファクタリングとは、企業の売上債権の譲渡を受けて債権管理を行うサービスのことです。 企業が他社に対して債権を有する場合、債権の支払期日までに売掛先が倒産するなどの事情により回収不能となるリスクが伴うことになります。そこ […]
テーマ判例コラム「ラーメン」 東京地裁平成23年2月18日判決
ラーメンが中華料理であるかが法廷で争われ、裁判所が「味噌ラーメンは中華料理に当たらない」と判断した裁判例が存在することをご存じでしょうか。 いったい何故、ラーメンが中華料理であるかが裁判で争われたのでしょうか。読者の […]